実践就業能力アップ研修

2010/2/10、かながわ人材育成支援センター主催で行われた「エンプロイアビリティ研修」に参加致しました。エンプロイアビリティとは、Employと abilityの造語で、実践的な就業能力と訳されています。

弊社では、社員による積極的なセミナー参加が推奨されており、自己学習費用として月額五千円が認められています。 本受講内容に興味があり受講してきました。

本研修では、自分の強み、仕事の進め方を確認し、企業の中で求められる人材になるために必要な行動や姿勢について、グループ討議の中から実践的に学びました。

■人数について

募集20名に対し、参加7名ということで、受講開始当初はいささかさびしい雰囲気がありました。しかし、研修スタイルがグループ討議中心ということで、7名全員がひとつのグループとして討議を行い、結果として、参加者全員が全員のことを程よく深く理解することができたと思います。

■自己分析について

講義の内容の半分ほどは自己分析についてでした。自己分析については、弊社内で毎年実施されているビジネスプラン作成等で普段から慣れていると思っていました。しかし、講義の中でさまざまな自己分析の手法や切り口を学び、思いのほか浅い分析しか行われていないことを痛感しました。
また、自己分析対象として取り上げられている項目のうち、自分としてきちんと分析できている点と出来ていない点が大きく分かれたように感じました。その理由は、普段の生活/仕事の中で、意識を向けることが出てていない項目がまだまだある為だと思いました。
特に、人にかかわる問題解決項目(人と人との交わり、人からの評価、人への評価など)は、今後重点的に意識を向けていきたいと思いました。

■グループ討議について

討議の目的は、
1)はなすことで、考えをさらにまとめる。
2)はなすことで、聞いた人の思考のきっかけを作る。
の二点だと感じました。自分が発言する場合、発言者の話を聞く場合、以上の点を心がけました。
具体的には、話す内容は網羅的ではなく重点項目をピックアップした簡潔で掘り下げの深い内容にする、
聞く場合には、自分の業務や生活に照らし合わせて聞いてみるなどを行いました。
結果として、グループ討議において、他の参加者さんとの実りのあるコミュニケーションをとることが出来たと感じました。

■総括

現状を把握することで未来に生かす、という意味では、弊社で行われいるビジネスプランと同系列の内容を、違った切り口で学ぶ研修と感じました。本研修で学んだ事をビジネスプラン作成にも生かして行きたいと思います。
また、異業種異職種の参加者たちとの交流も自分の考える材料になり、とても有意義に感じました。
職務柄、こういった機会はあまり無いため、今後も積極的に参加していきたいと思います。

前の記事:10日で2冊読む 次の記事:瀟洒な教会