初めての海外旅行

No.119です。
プロコアには、2010年6月に入社しました。 採用が内定した段階で、プロコアの社員旅行は基本的に海外旅行だからパスポートを取っておく様に!と社長から言われました。
何時もの年なら6月前後に海外旅行をしていたらしいのですが、昨年は東関東大震災の影響で6月の旅行は延期になり、10月に予約を入れてあるからとの事でしたのでパスポートを取得しました。
その後、原発問題から発生した電力不足の調整から、出勤日は土曜と日曜になり、その振替え休日が木曜日と金曜日になりましたので、社員旅行は中止になりました。

今年は社員代表の方を中心に検討の結果、3泊4日の日程で 「北京近郊の世界遺産6ケ所を巡る旅」 になりました。 その旅行感想をご紹介いたします。

初めての海外旅行先/中国で印象深かったのは、中国の伝統的な演劇とされる 「京劇」 を観たことです。
私は 「京劇」 を初めて観るので、解説を聞きながら観ていました。
その解説の中ではまず「京劇」とは芸術や演技、歴史など様々なものが一つになったものだとの紹介がありました。
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その後、役者の姿について次の様な解説がありました。
隈取(くまどり)や衣装の色使いには、それぞれ意味があり、どの様な人物かを表わしているそうです。
衣装の特徴も、役柄によって特徴があるそうで、実際に主役と道化役では、はっきりとした違いがありました。
これらの解説を踏まえて、開幕前に公開されていた役者の着付けについて考えました。
上の2枚の写真を比較してみると、左側の写真で着込んだものが右側の時点では、ほとんど見えていないのです。

解説では「衣装の色使いなどに意味がある」と言っておりましたが、「見えなくなった衣装の部分」にも何か意味があるのかも知れません。3枚目-540x541.jpg

もし私が「京劇について」もっと詳しければ、隅々まで楽しめたのに!と感じた次第です。
更に、解説の中でもありましたが、芸術や演技、歴史等それぞれの要素の面からも楽しめる事を考えると、まだまだ楽しめる部分が沢山あることに気付かされました。

今回の海外旅行で思った事ですが、「物事を隅々まで楽しむには、その物事について良く勉強しておくべきだ」と言うことです。
次の海外旅行の機会には、楽しむ対象について予習をしておきたいと思います。
 
追伸:どんな所を巡ったかについては社長の個人ブログ「君津の風」をクリックして下さい。

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